Googleは2026年9月2日、MrBeastとして活動するJimmy Donaldson氏のBeast Industriesと複数年の提携を始めると発表しました。
提携の対象はYouTube上の広告だけではありません。MrBeastの動画企画や大規模撮影の準備にGeminiを使い、Google HealthやFitbitも今後の企画へ組み込みます。
最初の動画は9月5日に公開予定
提携後最初の動画は、2026年9月5日にMrBeastのチャンネルで公開される予定です。
企画では、参加チームがジャングル、砂漠、北極圏という過酷な環境を進みます。Geminiを使って危険を特定し、急激な天候変化へ対応しながら生き残る内容になるとGoogleは説明しています。
現時点では動画公開前のため、Geminiが実際にどの場面で、どのような回答や判断支援を行ったかは確認できません。公開後に映像内の使用例を検証する必要があります。
動画制作の裏側でもGeminiを使います
Googleの発表では、MrBeastは大規模な企画を実行するためのlogisticsにもGeminiを使うとしています。
MrBeastの動画は、多人数の出演者、複数の撮影場所、安全管理、物資、移動などを伴うことがあります。今回の提携は、生成AIを台本作りだけに使うのではなく、複雑な制作工程の整理や実行支援に使う事例として注目されます。
ただし、具体的なprompt、制作費の削減額、作業時間の変化などはまだ公表されていません。「AIによって動画を自動制作する提携」と受け取るのは正確ではありません。
Google HealthとFitbitも企画に登場します
提携はGeminiだけでなくGoogle Healthにも及びます。今後のチャレンジ企画では、Fitbit Airを使ったfitnessやwellnessの取り組みも予定されています。
Geminiを使った企画と、健康情報を扱う企画が同じ動画になるとは限りません。Googleの発表では、それぞれ今後のコンテンツに登場する計画として説明されています。
YouTuberとAI企業の関係が変わり始めています
これまでもYouTuberがAIサービスを広告で紹介する例はありました。今回の違いは、GoogleとBeast Industriesが複数年で提携し、企画そのものや制作の裏側へGeminiを組み込む点です。
9月5日の動画で確認したいのは、Geminiが単なるスポンサー表示にとどまるのか、それとも視聴者が再現できる具体的な使い方まで示されるのかです。動画公開後の反応や利用方法が次の焦点になります。
本記事のまとめ
- Googleは2026年9月2日、MrBeastのBeast IndustriesとGemini・Google Healthを含む複数年提携を発表しました。
- 9月5日公開予定の動画では、参加者が過酷な環境を進む際の危険確認や判断支援にGeminiを使う予定です。
- 大規模動画のlogisticsでもGeminiを使うとされていますが、具体的な作業内容や効果は動画公開後の確認が必要です。




