Anthropicは2026年9月1日、Claude Fable 5.1とClaude Mythos 5.1を発表しました。
一般のClaude利用者が使えるのはFable 5.1です。Pro、Max、Team、Enterpriseで提供されます。Claude Codeから使う場合はバージョン2.1.250以降が必要です。
今回の変更は性能だけではありません。長時間のAgent処理、料金、安全制限、データ保存の扱いが同時に変わっています。
Fable 5.1とMythos 5.1は同じモデルです
Anthropicによると、Fable 5.1とMythos 5.1は同じ基盤モデルです。違うのは安全制限の範囲です。
| モデル | 利用できる人 | 主な用途 |
|---|---|---|
| Claude Fable 5.1 | Pro、Max、Team、Enterprise、API利用者 | coding、調査、資料作成、長時間のAgent処理 |
| Claude Mythos 5.1 | 審査を通過した組織 | cybersecurity、生命科学 |
Mythos 5.1は一般公開されていません。高度なcybersecurityや生命科学の研究に使えるため、Anthropicのtrusted access programを通じて提供されます。
Claude Codeでは何が変わるのか
Fable 5.1は、数時間から数日にまたがる作業を想定しています。codebase全体をまたぐ変更、test作成、code review、performance改善などが主な用途です。
Claude CodeではHigh effortが初期設定です。Claude.aiとCoworkではMedium effortが初期設定になります。
| 使う場所 | 初期effort |
|---|---|
| Claude Code | High |
| Claude.ai | Medium |
| Claude Cowork | Medium |
Claude CodeでFable 5.1が表示されない場合は、まずversionを確認する必要があります。AnthropicのHelp Centerでは2.1.250以降が必要と案内されています。
API料金は入力10ドル、出力50ドルです
APIの基本料金はFable 5と同じです。
| 項目 | 100万tokenあたり |
|---|---|
| 入力 | 10ドル |
| 出力 | 50ドル |
| cache read | 0.25ドル |
大きく変わったのはcache readです。Fable 5より75%安くなりました。
Anthropicは一般的な処理で約25%、Agent型の処理で最大約45%のcost削減になると見積もっています。これはすべての利用者の請求額が同じ割合で下がるという意味ではありません。cacheを多く使う処理ほど影響が大きくなります。
安全制限に触れると別のClaudeへ切り替わります
Fable 5.1にはcybersecurityと生命科学向けの安全制限があります。対象と判定された質問は、cybersecurityではOpus 4.8、生命科学ではOpus 5へ自動で切り替わる場合があります。
AnthropicはFable 5.1でsoftwareの脆弱性を探すことは認めています。一方、攻撃codeの作成、penetration test、binaryを使った脆弱性scanは制限されます。
自動で別モデルへ切り替わった場合、Fableの料金は請求されません。API利用者はFallback APIの設定が必要です。
データは原則30日保存されます
Fable 5.1では安全監視のため、初期状態で30日間のdata retentionが必要です。
ただし対象となるEnterprise顧客にはEnterprise Frontier Safeguardsが段階的に提供されます。顧客自身のcloud環境へlogを保存し、Anthropicの担当者ではなく顧客側が確認できる仕組みです。
一般のProやMax利用者にzero data retentionが付くという発表ではありません。
すぐ確認すること
本記事のまとめ
- Anthropicは9月1日、一般向けのClaude Fable 5.1と審査制のClaude Mythos 5.1を発表しました。
- Fable 5.1はPro、Max、Team、EnterpriseとAPIで提供され、Claude Codeでは2.1.250以降が必要です。
- API基本料金は据え置きですがcache readが75%安くなりました。安全制限と30日間のdata retentionも確認が必要です。




